コロナ融資のツボ!考えずに行くと失敗しますよ

 

 

いまコロナ関連融資のお問合せが毎日数件あります。

朝から晩までかなり忙しいです。

 
そんな中でわかってきたこと。経営者の方の中には

「コロナ関連融資は誰でも通るものだ」

「こんな緩々なザルの制度はない」

などなど、とんでもない誤解をされている方が少なくない

ということがわかってきたので今回はそのことを。

 
令和2年4月下旬、日本政策金融公庫の某支店へ行きました。

 お客さんのコロナ関連融資申請書類を持って、元々懇意にしている担当のところに申込に来たのです。

 

わたし 「聞くまでもないですがコロナ融資の問い合わせ殺到してますよね?今はどれくらいの数の申し込みが来るんですか?」

 担当 「うちの支店だけで一日で300事業所くらいからですね。4月入ってから対応に追われて追われて。きのうも終電で帰りましたわ~」

 わたし「えっ?毎日300件も?じゃあ一日で決済出来る数は?」

 担当 「せいぜい一日50件ですね~ だからどんどん増えて溜まっていく一方です。今の時点で4000事業所が未処理の状態です」

 わたし 「それはスゴイ( ゜Д゜) カラダに気を付けてください」

 担当 「ありがとうございます。まあでも、この時期なんでなんとか事業やってる皆さんを救済したいという気持ちでやってはいるのですが、へんな人も多くて。。。」

 わたし 「へんな人って?」

 担当 「この制度になんとか便乗してやろう、みたいな。。。」

 わたし 「えっ?便乗ってどういう意味ですか?」

 

今までコロナ関連融資だけで数十件のご相談をうけた結果、わかってきたことがあります。

まずそれを述べる前に・・・

 

■留意点1

 ~コロナ関連融資は2つだけ~

 の2つしかない

 ということにまず留意しましょう。

 いろんな自治体や外郭団体、商工会議所、商工会、そして様々な金融機関などがコロナ融資に関する案内をしていて、見た目が違うパンフ、見た目が違うホームページが多々あるので、融資コース自体もたくさんあるように見えてしまうだけです。

 実際に審査するのは

・ 日本政策金融公庫(こっきん)

 ・信用保証協会

 の2つだけです。

 にもかかわらずいろんな窓口に片っ端から行きまくってる経営者をお見受けします。

 それは意味がありません。

そしてそれぞれ出している要項は以下ですのでこれだけを見てください。

いろいろ見ても混乱するだけです。

 

■ 保証協会審査のコロナ関連融資

・事業所が大阪府の場合 

 → http://www.pref.osaka.lg.jp/kinyushien/korona/index.html

  https://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000002784.html

 ・事業所が兵庫県の場合

→ http://hosyokyokai-hyogo.or.jp/system/corona.html

  http://hosyokyokai-hyogo.or.jp/upfile/corona_0325.pdf

・事業所が東京都の場合

 → https://www.cgc-tokyo.or.jp/

  https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/457/20200305.pdf

 
・日本政策金融公庫審査のコロナ関連融資

 → https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_m.html

  https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/covid_19_seiei_m.html

 

さて、保証協会と日本政策金融公庫、どちらに行ったらいいか?

 今のところ(5月7日時点)日本政策金融公庫の方がハードルは低いですね。

提出書類も少ないですしね~

ただ、保証協会と日本政策金融公庫、2つ同時に出すのはかまいません。

 

■留意点2

 ~書類作成時の留意点~

 
どんな書類が必要かというのは先に記したそれぞれのホームページを見ていただくとして・・・

(特に、日本政策金融公庫は独自に動画を制作してくれているのでそれを見ると必要書類とおおまかな流れはわかります

→ https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/movie_guide.html )

 

非常に大事なのが「必須提出書類」にはなってないのですが

 「コロナウイルス騒動によってどんな影響があって、自社がどうダメージを受けているのか、そして、騒動が終息したら十分返済出来る」ことをわかるよう作文した書類を添付することです。

 たとえば、アパレル卸とかだったら
「中国と直の取引あるがいつも発注している工場が今現在止まってる。仕入れたくても商品が入ってこない。」
ということならわかりやすい。

 あるいは「飲食店なので」「イベント業なので」「旅行業なので」というのも
そんなに説明しなくてもA4で1~2枚でサラッとそれらしく書いた程度でいいでしょう。

 これらの業種はコロナ被害が直撃しているイメージがすでにあるからです。
でも「うち自体ではなく、うちの得意先がコロナ騒動で間接的にダメージが。。。」

 という場合はどう間接的に影響あるのかを誰が読んでも説得力あるように作文しなければいけません。

 「間接的な悪影響」となるとすべての業種がそうなってしまうので、審査する側も慎重になるのです。

 
そして一番気を付けないといけないのが・・・

 コロナ騒動が起こる直前の数カ月くらい(令和元年8月くらいから令和2年1月まで)の業績が明らかに悪い場合です。

 金融機関の担当者に
「コロナの影響で業績落ちたって言ってるけど、それ以前にずっと悪いのでは? 元々苦しいのに、借りやすそうってことで便乗してきてるだけじゃないの?今貸したとして騒動がおさまっても返せそうな雰囲気は全然無いよね!?」
と思われてしまうからです。

 (実際、日本政策金融公庫でも保証協会でも銀行でもそういう事業主が多いと嘆いておられました)

 そういう場合はかなり気合入れてカバーする文面を作らないといけません。

 「元々、利益が少ないながらも(あるいは赤字ながらも)ギリギリ資金を回して何とかやってきてた。そして利益を増やすべく販売促進を必死でやってきた。こんな努力をしてきた。1月までは売上も徐々に増えている、(あるいは、見込客がこれだけ増えている。)そしてこれから一気に伸びそうだ!と思った矢先に今回のコロナ騒動が。

2月に雲行きが怪しくなってきて、さらにこんな別の販売促進策も強化してきたが、3月もこんな数字になってしまった。頑張ったが4月も落ちている、そして来月も下がりそう」

 ということをそれらしい文面と数字で説明しないといけません。

 そこは書き方・表現の問題です。

担当者に口頭だけでいくら訴えてもダメ。

文章ですべて表現しないと。

 
失礼ながら元々(1月くらいまでの)業績が芳しくない事業所様はここが一番大きなポイントです。

必ずフォローするためのアピール文書を作っていきましょう!

イメージが出来ない場合はわたしにお問合せください。

 
★追伸

4月に入ってからZOOMでのセミナー講師として呼ばれることが多くなってきました。
コロナ融資を通しやすくするためのポイントを1時間くらいで解説します。
文章にはしずらいポイントもいくつもあります。
数人以上集めていただけるならやらせていただきますので。
いつでもお問合せください。

 

 

 

保証協会のコロナ融資の案内パンフ

(大阪市役所に置いているパンフ。上記文中のホームページ掲載分の簡略化版)

 

 

 

日本政策金融公庫のコロナ融資(ホームページより抜粋)

 

 

 

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