運転資金の融資を申込む場合は、資金使途(何に使うのか)を明確に!!!
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- ■銀行員が言う「資金使途」って?
- 融資を受ける際は、銀行から「資金使途は?」という聞かれ方をよくします。
- 資金使途というのは、ひらたく言うと「借りたらそのお金はどう使うの?」ということ「使い道」ですね。
- この「資金使途」には大きく分けて2つあります。
- 「設備資金」と「運転資金」です。
- どちらかを明確にしておくことはホント大事なんです。
- ■設備資金って?
- 設備資金とは土地・建物・機械・車両等の設備を購入するために必要な資金です。
- まあ読んで字のごとくですね。
- 設備資金は、設備自体が目に見えるので、銀行側も設備の見積書と設計書などを見せてもらえば資金使途を確認することが出来ます。
- ですから「何に使うのか」ということについて、あまり深く問い詰められることはありません。
- それよりも「その設備を導入すると会社経営はどうなるのか?」という質問をしてきます。
- つまり、その設備の購入が企業の生産性向上に役立つか確認しているのです。
- その設備があまり役に立たず終ってしまうと、企業の利益を圧迫するどころか、返済自体も危ぶまれる可能性があるからです。
- ただし、銀行は専門性が高い機材については素人なので細かく検証することは不可能です。
- ですから、企業側が「どれだけその設備について必要性を感じているのか?」「どれくらいの覚悟を持って購入しようとしているのか?」という点を踏まえて、見積書、設計書を確認することになります。
- ■運転資金って?
- 設備を購入する以外の資金はすべて「運転資金」になります。
- つまり、目先の支払いに充てる資金になります。
- 会社の利益とは関係なく資金が足りなくなるのが会社ですから、常に「運転資金」を借りながらの経営だとしてもおかしくはありません。
- しかし、運転資金としては、それがどのくらいの額が必要ということになると、銀行の関係者でさえ口頭では簡単に説明出来ない、と一般に言われています。
- だからこそ、見積書という形が示せる設備資金と違って「具体的に何に使う運転資金なのか」ということをこちらから示さないといけません。
- たとえば・・・
- あなたが高級外車の販売店の経営者だったとしましょう。
- ある日、お得意さんである資産家が来店して、前々から買うのを決めていた車を注文しました。
- その代金は2000万円だったとしましょう。
- さあ、あなたはその車を今から仕入に行かねばなりません。
- その仕入の値段が1500万円だったととします。
- そこで、銀行に行って、運転資金として仕入価格の1500万円を借りたい、ということになるのですが、
- もしそこで銀行員から「運転資金として貸したお金はいつ返してくれますか?」と聞かれたらどう答えますか?
- 「車が売れたら返します。既に買ってくれる人は決まっており、お金持ちの方なので間違いなく運転資金として借りたお金は返せます」という返事をするでしょうね?
- 車が売れてお金が約束通り入ってくると2000万円が入るので1500万円はもちろん十分返済出来ることは誰が聞いても納得いきますよね。
- このように「なぜ今、運転資金が必要なのか?」をはっきりわからせてあげないといけないのです。
- ■なぜ資金使途は明確にしなければならないのか?
- 一言で言うと、「必ず返してくれそう」ということを説得力持って言うためです。
- 先ほど説明したように、設備資金は見積書があるのでそう苦労しません。
- でも運転資金は、繰り返し言いますが、簡単ではないのです。
- 「赤字を補てんするための資金」あるいは「他からの借入を返済するための資金」で借入れを起こしたい、という企業が多いのが実態ですが、そんな理由での融資だと、返済出来なくなってしまう可能性が高いことを、銀行は経験上よく知っているのです。
- だから「前向きな資金」でないとダメなんです。
- 設備資金はそれだけで「前向きな資金」であると見なしてくれますが、運転資金の場合の「前向きな資金」とは
- ・新たに仕入れるための資金
・新たに販促するための資金
・新たに人を雇うための資金
といったことになります。 - こういった「前向きなことをやるので、そのための前向きな資金を借りたい」「前向きな資金は当然数カ月後には利益に大きな貢献をして戻ってくる」ということを説得力持って言わなければいけません。
- ■資金繰り表をぜひ作って!
- なので・・・
- 運転資金を借りたい場合は「資金繰り表」を作ると借りれる確率が断然高くなってきます。
- えっ?具体的な作り方ですか?
- それは、検索エンジンで「資金繰り表の作り方」と検索すれば、たくさん出てきますし、書籍でも多く出ていますよ。
- でも、それを勉強して作っていく時間がとても無い、という方は以下からお問合せくださいませ。
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