融資の限度額の基準は?
- 「銀行融資の審査基準とは」のページはこちらをクリック
- 「初めての面接で必ず聞かれる7つ」のページはこちらをクリック
- 「信用保証協会へは直接行くべきか?制度融資と提携融資」のページはこちらをクリック
- 「信用保証協会の融資を成功させるには」のページはこちらをクリック>
融資限度額の基準
以上のように、たった一つの事例からでもポイントがいくつか見出せると思います。
ここで気になるのは・・・・
銀行によって重視する利益はわかった、では利益を具体的にいくら出したらええねん!
うちはこの決算書提出したら2000万円借りたいねん、いくら利益だしたらええねん、みたいな話がしょっちゅう聞かれます。これ、わたしも非常に困ります。
これはケースバイケースでわたしも何とも言えないんですが・・・
しいて言うなら、直近の決算書で
融資限度額の基準は・・・
(税引後当期利益 + 減価償却 ) × 5倍
というのがだいたいどこの融資係も口に出す基準ですね。
じゃあ、この5倍の残高を超えたらもう借りれないんか、って聞くと、いや、それはまたケースバイケースで、という答えがどの融資係りからも返ってくるんですが、まあ一応こういう基準がある、ということだけは覚えておいてください。
さて・・・・
今までですね。
利益が大事だ、ということしつこくお話してきたわけですが、金融機関は当然「利益」だけを見ているのではありません。
ではそれはいったい何でしょうか?ということになってきます。
金融庁検査マニュアルをベースにした(貸出先を審査するための)査定マニュアル
それは各銀行が「査定マニュアル」というのを持っていてそれを元に、融資先の会社を査定する、どれだけ安全な会社かという査定をしています。
この「査定マニュアル」というのは、金融庁が出している「金融庁検査マニュアル」をベースに各銀行がまあ、それぞれ独自の考え方というのがありますから多少アレンジして作って、金融機関独自のものとして持っているものです。
ちなみにこの「金融庁検査マニュアル」は金融庁のホームページからダウンロードできます。ぜひ一度見てみてください。「金融庁検査マニュアル」とヤフーに入れたらすぐ出てきますからね。
こういうケースの場合はこういう区分に入れられてしまう、といううような具体例もいくつかは載っています。
そして各銀行はその査定マニュアルに基づいたコンピュータソフトを作って持っています。
そしてその査定マニュアルに基づいて、決算書の数字を独自に作ったコンピュータソフトに数字を入れて、当然コンピュータに自動的に計算させて結果6段階の評価1~6のどこに入るかが自動的に決めることになります。
その企業の経営状態の通信簿がみたいなものがつく、というようになっています。
その6段階のどこに入るのか、ということになるのですが、
以下のような順番で決定していきます (つづく)
- ■全国どこに事業所のある方あるいは、どこにお住まいの方でもOKです。
- 私、桑山があなたの融資(資金の借入れ)をサポートいたします。
- 「銀行融資の審査基準とは」のページはこちらをクリック
- 「初めての面接で必ず聞かれる7つ」のページはこちらをクリック
- 「信用保証協会へは直接行くべきか?制度融資と提携融資」のページはこちらをクリック
- 「信用保証協会の融資を成功させるには」のページはこちらをクリック>




