Archive for the ‘事業資金 銀行・融資・公庫・借入・相談’ Category

令和元年5月14日の融資ノウハウセミナーは大盛況に終わりました!

2019-05-19

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93%の自営業が知らなかった「お金に追われない」方法

2019-05-02
つい先日今年はじめての融資セミナーを実施しました。
 
たった10名の定員だったせいもあるのですが、
早々と申込はいっぱいになり、当日も盛況でございました。
 
というのは、私が質問しやすい雰囲気を作ったせいもありましたが、
講義途中の質問が非常に活発だったからです。
 
セミナー後の懇親会でも数人の方に来ていただき
質問いろいろしていただきましたしね。
 
 
数多くの質問を受けて感じたのは
皆さんが一番興味あるのは、やっぱり
「銀行が普段から自分の事業所をどうみているか」
ってことだということですね。
 
しかし、それを知るには、まず
「どんな事業所に対してでもまず銀行はココを見る!」
というポイントを知らないといけないのですが
それを大きく誤解されている方が多いことにも気が付きました。
 
 
実際に、質問が出たがために気が付いた誤解の一部とは・・・
 
(以下つづきます)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

1.融資を通すために非常によくある誤解とは

2.いつでも銀行から借り入れ出来るためにやるべき最低限のことは

3.93%の自営業が知らなかった「お金に追われない」方法セミナー

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 
 
 
実際に、質問が出たがために気が付いた誤解の一部とは・・・
 
 
Q.融資を通すためには、とにかく説得力のある事業計画書を作ったらいいんでしょ?
 
→ いえ、違います。「銀行のツボにあった計画書」を作ることが大事です。
 
それに、計画書はもちろん書かないといけませんが、でもこれからの数字なんてどうにでも書けますから、意外と重視されません。
 
それよりも「これから1年どうやって具体的に頑張っていくのか」を「過去の業績の振り返り」と「自社の強み」とをからめて長文で述べて「なるほど」と言わせることの方が大事です。
 
 
Q.決算書や試算表は利益を出来るだけ出しといたらいいんでしょ?
 
→ いえ、違います。たしかに、利益が出ている方が良いのは間違いないですが、でも、税理士先生と結託して無理やり利益を出してる決算書が世の中に多過ぎます。
その場合は銀行は一目瞭然。逆に印象を著しく損ねます。
 
「利益が出てなくても銀行が喜ぶポイントをおさえている決算書のつくり方」を知っていることの方がはるかに大事です。
 
 
まあ、以上がよくある誤解のほんの一部です。
 
 
 
また・・・
 
「以下のようなことをしていると、銀行からいつでも融資が受けやすくなる」
ということも皆さんご存知ありませんでした。

1.今現在融資を受けている銀行の「預金残高」は多くしておく

過去、私のお客様で預金口座の残高が常にギリギリの会社がありました。

銀行から融資をしてもらったら翌日には業者への支払、というパターンが常です。

まあ、多分業者には待ってもらっていたのでしょう。
でもそんなわかりやすいことをされてしまうと、
決算内容がそこそこでも、銀行からみたら
「この事業所、常にカツカツで回ってるのか~」
となって、評価がだいぶ低くなってしまいます。
2.銀行の営業担当者から頼まれた「ノルマ」は、毎年9月と3月だけは付き合ってあげる
売上の入金がある銀行からその担当者の銀行に
「いくらか資金移動してほしい~」とお願いされることがあります。
 
まあ単純に、預金の残高が多かったらそれだけ銀行として運用出来る元が
多くなるので、そんなノルマを課してくるのです。
付け替えにより往復の振込手数料が発生しますが、
その程度の負担で「あの時この会社は協力してくれたし」
と心証が良くなります。
もちろん融資を受ける決定打にはなりませんが、
銀行担当者が何とかしてあげたいという気持ちにさせるためには
こんなことも重要です。
 

3.決算時の現預金残高は多くしておく

月末の支払で預金がカツカツになってしまったということで
決算書の貸借対照表の現預金が異常に少ない会社をよく見かけます。

決算書の貸借対照表は融資検討材料として
最も重要な指標なので決算期末の現預金残高は
できるだけ多く確保しておくべきです。

取引先に対して「決算月だけは支払をずらしてもらう」
個人の預金でも集めて、法人口座に入金しておく
といった小手先のことで現金残高を増やしたとしても
銀行の印象は良くなります。
 
 
 
以上、 これらはほんの一部です。
 
 
この平成30年度末をもって金融検査マニュアルが廃止されました。
 
その一方、今後、人工知能AIの判定による融資がどんどん進んでいくのは間違いありません。
 
でも、人間の目で判定する部分は絶対に残っていく。
 
そのほんの一部が上記に述べさせてもらったようなことです。
 
 
ということで・・・
 
次回のセミナーは、
 
銀行が大激変していく過渡期の中、
「ちょっとしたことを普段からやっておくと、いつでも銀行から事業資金を引き出すことが出来る」
という事例をふんだんに述べたいと思っています。
 
セミナータイトルは

******************************

毎日忙しいのに、どうしてお金が増えていかないんだろう~?

~93%の自営業が知らなかった「お金に追われない」方法~

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です。

以下のようなお悩みを持っておられる個人事業主と中小企業の経営者が対象です。

■ 緊急時でも拡大時でも、銀行がいつでも貸してくれるようになりたい

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このセミナーを受けていただくだけで、お悩みのかなりの部分が解消します。

セミナー詳細はこちらをご覧ください

http://www.shikin-yuushi.com/seminar31319

平成31年の融資はこうなる!

2019-05-02

今年もよろしくお願いします。

つい先日、初詣行ってきました。

えっ?いま何日や思てんねん!って?

えべっさんすら、とおの昔に終わってるやないかって?

人が多いところが大嫌いな私は、初詣は毎年1月15日過ぎてから。

(以下つづきます)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

1.今年の初詣にて

2.融資で事業性を評価するって?

3.AI融資?

4.結局今年の銀行対策は

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

初詣は、15日過ぎてからわたしが育った地元阪急御影近くの弓弦羽(ゆずるは)神社へお参りしてくるのが恒例です。
(1月も終わりやないか!って言わないで~(・.・;))

すぐ気が付いたのは・・・

神社の風景が変わってました。

3年前から昨年までは「羽生ゆずるくん頑張って!」という絵馬がすごく多かった。

(恐ろいことに、絵馬を掛けている場所を遠目で一瞬見ただけで「羽生」という漢字が鈴なりで襲ってくるくらいスゴかった( ?Д?))

そう、神社の名前に「ゆずる」が入ってるので、3年前にファンの誰かから「羽生ゆずるくんの聖地」ということに仕立てあげられてしまった、あのテレビでよく観る神社です。

でも、「羽生くん、がんばって!」ってのが、今年は激減しているではないか。
これまた、全体を一瞬見ただけではっきりわかるほど。

羽生ゆずる熱が全体に下がっただけなのか、いや、他人のことを書く余裕がないほど世間の人は皆危機感を持ち出したのか。。。

でも、マスコミでは、参拝者の数は去年よりは増えている、という事実をみるに、やはり・・・

今年は様々な要因で去年より景気が悪くなる、という予想が多いので
「最悪の事態にはならないように神様お願いします!」
という人が多くなってきたのでは!?
・・・と勝手に思ってしまいました。

まあ、普通に考えりゃ、そりゃそうですよね。

・アメリカと中国の仲が悪いのが長引きそう
・今年の夏はたいして暑くならない
・10月の消費税の増税が決まっちゃってる

トリプルパンチを食らう、って感じかな。

今から備えておかないとヤバイでしょうね~

さて、わたしは融資の専門家なので、融資審査に関する今年の傾向を。

今までずっと、銀行融資は、決算内容・担保・保証人というのがメインの決定要因でした。
今年はそれが徐々に変わっていきます。

内容をきっちり見て人間的な融資のやり方、いわゆる「事業性評価融資」と、デジタルに判断される「AI融資」の2つ、この対極に見える2つのやり方が同時に進んでいくのは間違いないでしょう。

【事業性評価融資って何?】

それは、金融庁が銀行に対して、数年前から強く指導している審査方法で
・現時点での決算書・試算表の数字、あるいは、担保・保証人にとらわれず
・銀行員が企業訪問や経営相談等を通じて情報を集めて
・事業の内容や成長可能性などを人の目で適切に評価する
という手法のことです。

つまり・・・

銀行員に対して
「その事業所の決算書とか、過去の数字だけ見とったらアカンで!数字でわからんとこを、現場へ行って肌で感じ取って、社長にヒアリングを何回もやって、今の状況をちゃんとつかんで、これから成長しそうかどうかを探ってきて!そんでもって、どないしたらその事業所が成長出来るのかのアドバイスもやってあげて!担保や保証人に頼るんやったらアホでも出来るし。頭使ってや!」

ということを金融庁がここ数年うるさく言い続けているのです。

わたしの知り合いの銀行員約10人くらいに聞いたら、
今年はそれを本腰を入れてやっていくような雰囲気なのです。

【AI融資って何?】

「ヒト」が融資の審査をするのではなく、「AI」(人工知能)がその役割を担います。
このAIを用いた融資手法は、海外では既に盛んに実施されており、日本は遅れている分野です。

一例ですが、中国のネット銀行「網商銀行」が実施しているAI融資(網商貸)には驚かされますね。

スマートフォンのアプリから融資申請を提出すると、即座にコンピューターで融資判断が下されます。そして、数分以内に送金されるという仕組みです。
サラ金やカードキャッシングではありませんよ。
普通の金利の普通の事業融資で、ですよ。

融資申請の記入に「約3分」、提出すると「1秒」で融資可否が分かります。審査にたずさわる人間は「ゼロ」。つまりAIによる審査のみで判断をするのです!

日本では、みずほフィナンシャルグループが、人工知能を使った企業の返済能力を自動的に審査する中小企業向け新型融資を去年から開始しましたけどね。

【AIと事業性評価は一体化?すみ分け?】

一般には、今後、「事業性評価融資」が主流となるといわれている一方で、「AI融資」という手法が登場してきたわけですが、
近い将来、AI融資は事業性評価を一気に飛び越えて主流になるのでしょうか?

そういう説をとなえる人もいますが、多数の銀行員に聞いた結果で私が思うのは・・・
融資額の大小で「すみ分け(共存)」していくのでは、ということです。

数百万円から1千万円くらいまでの通常の運転資金などについては、AI融資で瞬時に結論を出していく。
それ以上の額の大型融資においては、従来通り決算書を中心にしながらもそれ以外の内容をヒアリングで把握しようとする「事業性評価」をしていく。

ということになっていくでしょう。

【そこで対策!】

1000万円以下の融資を受けるのが主流の事業所なら・・

AIでの判定が進んでいくので、決算書をよりよく見せる工夫をしないといけません。

えっ?粉飾しろ、ってこと?

そうではありません。
合法的に銀行のツボに合うように決算書や試算表を作り込んでいかないと、ってことです。
赤字にならないようにしないといけませんが、どうしてもなってしまうのだったらそれはそれでしかたありません。

赤字の決算書・試算表であっても「今後伸びそうだ」「返済は心配なさそうだ」と思ってもらえれば貸してくれるのです。
いや、そう思ってもらえる決算書にしないといけないのです。

えっ?具体的には?
それは個別に聞いてくださいね!やり方が会社によって全然違いますから。

また・・・
1000万円以上の融資を今年必要とする事業所ならば・・・

事業計画を毎月立てるくせをつけましょう。
なんせ、人の目でじっくり中身をみようとするワケですから。

たいそうなことは必要ありません。
毎月簡易な計画を立てて、何を達成出来て何を達成出来なかったか、それを毎月A4で1枚だけでまとめていくだけです。

たったそれだけで銀行の見る目は全然違ってきますよ!

具体的に何を書くのって?これまた直接わたしに聞いてください!

そして、もうひとつ言うと・・・

複数の信用金庫や信用組合とのつきあいが今まで以上に重要です。

AI化は、メガバンクと地銀は今年どんどん進んでいくけど、信用金庫と信用組合だけはAI化になるのにまだあと1年以上はかかります。

なので、今年のうちなら、決算書がイマイチでも「自社の強みをきっちりアピールして、説得力ある事業計画書を作る」だけで信用金庫(あるいは信用組合)が貸してくれることがままあります。

でも、その審査のやり方は微妙に違うので、信用金庫か信用組合、最低でも3行とお付き合いしておきましょうね!

「3行と付き合っておく」ということは、3回チャンスがあるってことですからね!

えっ?うちは決算書は誰が見て良いから心配ないって?

そういう事業所なら確かにに安心ですね。

でも・・・

「これから事業所を拡大したい」「設備投資を大きくしたい」
という事業所は、上記のことをすべてやっておくべきです。

きっちりやっておくと、間違いなく、借りれる額が通常の2倍~3倍になってきますからね~

平成31年3月19日の融資ノウハウセミナーは盛況に終わりました!

2019-03-30

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信用保証協会・日本政策金融公庫の初めての面接で必ず聞かれる7つのこと

2016-12-06

【 既に事業を始められている方々のための面接ノウハウ 】

(これから開業の場合の面接ノウハウはこちらをクリックください )

「信用保証協会での初めての面談」についてです。(日本政策金融公庫でも内容は同じです)

既に事業を始めておられて、信用保証協会を初めて利用する場合にも、必ず信用保証協会の担当者との面接があります。

原則は、信用保証協会の担当者が申込者の事務所あるいは店舗を訪問することで面接が行われます。

当事務所に来られるお客様の中にも「書類の作成は何とか出来るが、面接が初めてなのでコワイなぁ~」と言われる方がおられます。

特に初めて融資の申し込みをされる方や、過去に面談で失敗した経験をお持ちの方などにとっては、金融機関との面談はとても堅苦しい、いやなものというイメージであることが多いようです。

では、実際の信用保証協会の融資の申込における面談とは、どんな感じで行われるのでしょうか。

通常、融資審査の一環として行われる面談は信用保証協会の担当者が1名か2名で、融資の申込の事業者が1名(もちろん代表)という少人数の中で、信用保証協会ががいくつかの質問をし、申込者がそれに答えるというザックバランな雰囲気で行われます。

通常は、面接が行われる時間は、約1時間程度で終わりますが、内容に不審な点がある場合などには、これ以上の時間をかけて行われることもあります。

信用保証協会との面接内容ですが、主に申込者(=経営者)の人物や事業内容の把握、資金の流れが中心となります。つまり、ヒト・モノ・カネの把握です。

まず、これだけは絶対に頭に入れておいていただきたいのが、融資を受けることが出来るかどうかは「担当者に、これなら事業資金を十分貸せるじゃないか、と思わせる材料をどれだけ与えることができるか」にかかっています。

担当者を味方につけなければいけない、ということです。

「保証協会はシビアな面接をする落としにかかる人」というような間違った解釈をされている方がおられますが、保証協会の担当者は決して「敵」ではありません。

あくまでも対等な立場であり「味方」なのです。なんせ彼らの仕事は事業資金を貸す(=保証を付ける)ことであって、本音は「貸したい」(=保証を付けたい)のですから。

信用保証協会(銀行もそうですが)の担当者は、面談の結果を、他の担当者が集まる会議にかけて稟議書という書類を使って報告します。

担当者が全権を握っているわけではありませんので、この稟議書がいかに説得力を持って書かれているのか、その出来が融資の審査の可否を決定するといっても言い過ぎではありません。

面談では、変に下手にでる必要はありませんが、誠実な受け答えを心がけるべきです。

当り前のことですが、横柄な態度をとる人や、逆に自信なさげな人にお金を貸そうと思う担当者はまずいません。後述しますが、服装にも十分に気を遣わないといけません。

繰り返しになりますが、担当者を味方につけれるかどうかが、融資成功のカギになります。

面談時の注意点や面談で担当者から聞かれやすい事項について述べていきます。

 

【信用保証協会の面接で必ず聞かれる7つのこと】

 

さて、面談では実際どのようなことが聞かれるのでしょうか。
本人が決算書の内容などを理解していれば難しくは無いのですが、逆に決算書を完全に理解している人も少ないですからね。
面談で何が多く聞かれているのか、その優先的に聞かれること7つを列挙します。

 

■1 事業所の概要

・扱っている商品サービス
・最もメインとなる商品サービス
・お客様の客層
・メイン取引先 メイン仕入先
・商品サービスの流れとお金の流れ
・どんな部署があって、それぞれ人員は何人いるのか
・なぜこの事業を始めようと考えたのか

まあ当然ですね。はじめての面接ですから、保証協会としては上記については確認しておかなければいけませんからね。


■2.決算書の勘定科目で怪しげなところの質問

内訳明細書の中で、特にあやしくないかどうか、見られるのが・・・
貸付金 立替金 仮払金 預け金
といった勘定科目です。

上記はいずれも、読んで字のごとく、お金が出て行ったけど必ず近々戻ってくるお金という意味です。
貸し付け金は貸しただけで戻ってくる、立替金は立て替えただけだかたいずれは戻ってくる、仮払金は仮に払っただけだからいずれは戻ってくる、預け金は預けただけだからいずれは戻ってくる、
いずれも一旦お金は出て行ったがいずれは戻ってくることが前提でつけられています。

戻ってこないのがわかっていて、あえてこういう勘定科目にしていくというのは決算を良く見せたい時の常套手段ですから、信用保証協会は「本当に戻ってくる金では無いのでは?」という目でまず疑ってかかります。

実際はお金が出て行って、もう戻ってこないんだったら「経費」ですよね。
経費にしたら利益が減る、利益が減ると信用保証協会や銀行に対して見栄えが悪い、だから、戻ってこないことがわかっていて、経費で挙げずにこういう科目にしてしまっているんではないか、みたいなことをやることが結構あります。

これらは最初から疑いの目で見られやすい科目なんですが・・・

科目が決算書にあって、内訳明細書を見てもなかなか保証協会の人が納得いかなかったら、具体的にどういう内容かを聞かれることが結構あります。
そこで必ず返ってくるお金やと、一旦出ていっただけで貸付金や、ということを一生懸命説明しないといけなかったりします。

先手を打って自分できっちり説明する!!!

あと上記と同じ理由で要注意な勘定科目は「前払費用」「前渡金」ですね。


■3.現在キャッシュが本当にあるかどうかの確認 資金繰り的な楽加減

まず直近の決算書あるいは直近の試算表をみて、本当にそれに近い現金と預金があるのかどうかを、通帳をみて確認します。
そして、どのような経緯でキャッシュが入ってきたのか、出ていくお金で不審なところが無いか、社長個人が引き出した形跡があまりにも多くないのか?

おかしなところは質問されますし、指摘される恐れがあるときは、それが不審ではないことを証明する資料を事前に準備しておくべきです。
担当者の心証は良くなりますし、担当者が上司に決済を上げる際にも貴重な資料になります。
不審点がない人でも、念のために証明できる資料を準備しておいた方がいいですね。


■4.資金使途

当然ながらこれは聞かれます。
当り前のことですが「必要性のあるところに貸す」というスタンスですからね。

設備資金なら、カタログと見積書を持っていって「この設備を導入するとこういう効果があって、売上・利益がこれくらい見込めます」と言えば納得性は高いですが、運転資金の場合にはかなり考えないといけません。

なんせ運転資金は・・・

普段から頻繁に出ていくお金があって、入ってくるお金があって、
出ていくものの方が多いからお金が必要、あるいはタイミングの問題で、一時的に資金ショートするから、
・・・という理由であるのが大半です。

この場合「必要性をどうアピールするのか」資金繰り予定表を作るとか、説得力ある文章を作るとか、かなり考えないといけません。


■5.今後の込み

貸し手にとって(保証協会は実際は保証する機関ですが)一番気になるところです。
なんせ、売上・利益が上がらなければ返してもらえませんからね。

売上の見込みがなければお金を返済していくことは不可能ですので、その見込がどれくらいあるのかを聞かれます。売上見込みについては、その裏付けとなる資料なども用意しておくべきです。


■6 今後の販売促進

どういう手法で中長期にわたって売上を上げていくのか、インターネットを使った方法なのか、人的なアナログ的な手法なのか、具体的に「こんなノウハウがあって」「これだけの成果を過去上げている」ことをデータとして提示するのが一番です。


■7.経営がうまくいかない場合を想定した対策

誰もが自分の会社を軌道に乗せようと一生懸命頑張るかと思いますが、その努力とは裏腹に業績が伸び悩んでしまうことも当然想定されます。
こういった状況になった場合の対策方法などを聞かれた時、明確に答えられるように準備しておかなければなりません。
リスク管理も経営者の仕事なのです。

自分の会社の特徴からどのような問題が考えられ、どう対処していくかは、担当者も気になるところなのです。
保証協会からもらえる事業計画書のフォーマットにも「経営不振に陥った時の対策方法」などといった項目はありません。
だからこそ、面談対策として個別に準備しておく必要があります。

■その他、こんなことを聞かれる場合もあります

●営業場所についての確認

自宅以外の場所で、事業を開始する場合は賃貸借契約書の写しが必要になります。

担当者から質問されるとすれば、事務所使用禁止の規制があるのにもかかわらず、そこを勝手に事務所として申請している場合などにそれについての追及があります。

自宅以外で事業を始められる方は、この辺りを注意しておかなければいけません。


●事業計画書の数字について・・・

質問される可能性があることとしては・・・

どこを突いてくるかは審査担当者次第ですが、可能性がある質問をあげてみますと、

「売上金額に根拠はありますか?楽観的すぎませんか?」

「経費をすべて考慮して損益を計上していますか?」

「仕入原価のコストダウンに努力する目標になっていますか?」

「人員計画は必要最低限にしっかりと組んでいますか?」

「設備投資は必要な投資ですか?」

「支出は必要最低限に抑えていますか?」

等々です。

申請書類と事業計画書がしっかりと作れても、その後に行われる面談で失敗したのでは融資は受けられません。

書類と同じくらい、面談も重要になってきます。

この2つをパスできて初めて融資を受け取ることができますので、NGな行動は絶対にしないようにしましょう。

ここでは面談での注意事項をまとめていますので、しっかりと確認しておきましょう。


■融資面談における注意点

事前準備はきっちりと。余計なことはしゃべらない。というのが大事かと思います。

担当者の質問に対して答えられない、あるいはしどろもどろだと、当たり前ですが、マイナスの評価になってしまいます。

提出した書類は経営者自身が作成しているという前提で面談なので、答えられない方がおかしい、という理屈になってしまうからです。

もし、アピール文や事業計画書などの融資書類の作成を専門家に依頼したとしても、その専門家と綿密に打ち合わせして面接でこたえられるようにしておくのは当然のことです。

それと・・・

商品やサービスの良いとところを一生懸命しゃべり過ぎる経営者が多いですがこれも良くありません。

5分も聞いてると面接の担当者はウンザリしてきます。

聞かれていないことまでこちらからベラベラと話してプラスになったためしがありませんしね。

また身だしなみも大事ですね。

面談での服装については決まったものがあるわけではありませんが第一印象は大事ですね。

スーツを着る必要はありません。現場のユニフォームはかまいませんが、あまりにもラフな格好で面談を受けるのはやめといた方がいいですね。

信用保証協会の面接の担当者はあなたの経営者としての人柄を見ていますよ。

最後に・・・

店舗・事務所の整理・整頓・清掃は怠りなく実施しておいて下さい。

信用保証協会の担当者は、店舗・事務所について、雰囲気や整理状況等も見ていますよ。

面接の際、日報、出納帳、売上管理表など書類も用意しておくと、それだけでも信用保証協会の担当者の印象は良くなります。

信用保証協会の担当者の理解や納得性が高まることは、保証審査応諾の可能性が高まることでもあります。逆に信用保証協会の担当者に十分理解してもらえないと、保証審査自体が危うくなります。

 

しかしそうはいっても・・・

面接の内容は当然ながら、その事業所ごとに違います。

「うちの場合はどんなことが聞かれるんだろうか?」

「こんなことを聞かれたらどう答えたらいいんだろうか?」

などなど、疑問点がいろいろあると思います。

以下からお気軽に無料電話相談をご利用くださいませ

 

融資の指標となりえる「ローカルベンチマーク」を発表

2016-11-22

【企業の健康診断ツール「ローカルベンチマーク」が発表】

平成28年4月に今後の中小企業の融資における審査の指標となりえる「ローカルベンチマーク」なるものが発表されました。

http://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/locaben/

ローカルベンチマークは、経済産業省が中小企業の健康診断を行うためのツールでexcelで出来ています。
「会社が病気になる前に診断が大事だという考えで「ロカベン」という通称があります。
内容は・・・
財務的な定量分析ツールと、非財務的な定性情報を整理するフォーマットがセットになっており、財務分析ツールは、決算書の数字を入れると、シートに組み込まれた同業他社のデータをもとに、自分の会社の得点が出てくるものです。
定性情報については、フォーマットに記載するこで、自社の強みの分析が出来ます。
銀行や役所、経営者をサポートする際に使うことを目的としていますが、経営者が自ら振り返りのために使うことも有効です。

【担保&保証人主義に限界が】

地域の金融機関の姿勢として、今までのような資産査定中心の評価、つまり、担保中心の融資のしかたではなく、企業の現状をきっちり評価した上で、融資の検討をしようという考え方が大前提です。
金融庁が公表している『これまでの金融行政における取組みについて(平成27年12月)』を見ると、『事業性評価』というものをキーワードとして、金融庁としては、地域密着型金融のビジネスモデルを構築するために、各金融機関には、「コンサルティング機能」すなわち、中小企業経営のサポートをしてほしい!といのがアリアリです。
一方、『ローカルベンチマークについて(平成28年4月)』についてですが、『事業性評価』を行うために、銀行まど各金融機関などが、対象とする中小企業の経営の現状を把握するためのツールとして、『ローカルベンチマーク』なるものを紹介しています。
つまり、国としては、担保中心の融資のあり方を改め、地域経済を担う中小企業の将来性をみすえた融資のしかたに変えることで、方創生をしようと考えているのです。

【評価のしかた】

『ローカルベンチマーク』について、もう少し見てみると、個別の企業に対する経営力の評価について、財務情報と非財務情報の観点から行われると説明がされています。
財務情報は、売上高増加率(=売上高/前年度売上高)や営業利益率(=営業利益/売上高)などもろもろで、数字から総合的な評価を行うようになっています。
一方、非財務情報については、経営者への着目、事業への着目、関係者への着目、内部管理体制への着目という4つの視点から評価を行うことで、財務情報などとの整合性を把握すると説明しています。
非財務情報については目新しいといえば目新しいものですね。
「数字以外のものを評価しろ」と言ってるわけですからね。

この「ローカルベンチマーク」は、今後の中小企業の融資における審査の指標となりえるものです。
勉強しておきましょう。

銀行員が融資の際に決算書でまず見るのは???

2016-09-15

銀行員が融資をする際に決算書でまず目が行くのは・・・

正直、資金が潤沢にあるところにまずは貸したいので、まず、現金預金を見る!!!

月商の1.5ヵ月分の現金預金があるかどうか?を見たがります。

実際今のご時世、これだけ持ってる会社はほとんどありませんが。

そんなことで、対策としては「決算日時点ではキャッシュがある雰囲気をつくる」ということだけでもかまいません。

「決算日近くになってきたら、売上回収を早くして支払いを遅らせる」ということをする

だけでもキャッシュは増えますからね。簡単な話です。

(次の月にしわ寄せが来てしまうのが難点ですが)

また・・・

営業利益・経常利益・当期利益がマイナス = 赤字 だったらもちろんダメです

しいていえば一番大事なのは営業利益です。なんせ本業の利益ですからね。

また、たまたまある年に退職金が何百万円か出ていたら「特別損失」にしないといけませんね。そうでないと、一番大事な営業利益が大きくへこむことになりますからね。

あと、万が一の時に使えるお金を積み立てるべきですね。

貯蓄性のある生命保険を使うのも良い手なので選択肢のうちの一つです。

「簿外資産」と呼ばれるものです。

たまに、保険を担保にして借入金つくる、つまり、保険の「契約者貸付金」に手を出していて、それが決算内訳書に書かれている場合がありますが、それは印象が悪過ぎますね。

何か手を考えてほかの科目にするのが良いでしょうね。

また・・・

銀行員の間でだけ言われるいわゆる隠語になりますが「メタボ計数」というのがあります。

定期積金・定期預金・保険積立金の合計 ÷ 総資産 = メタボ計数

となるのですが、これが60%超えるとヤバい!資金効率が悪い!ということになって、これまた印象がかなり悪いです。

計数が高すぎる場合は「定期を解約」するよりは「保険積立金を解約」の方が良いですね。

定期の解約はそれだけで銀行に恨みを買いますからね。

融資は決算書で利益を出さないと

2016-09-13

 今の政府発表では、黒字企業が3割で赤字企業が7割ということになっていますが、実質的に赤字で無理やり税理士に依頼して黒字にしている企業も1割あると言われています。

ということは、実質は赤字企業が8割ということになりますね。

 

となると、銀行が融資を検討してくれる「正常先」は2割で、そうでない「要注意先」とか「要管理先」以下の企業が8割ということになりますね。

うち最底辺になる「破綻懸念先」「破綻企業」は別の道を考えないといけないということになります。
言うまでも無いことですが、こういった8割に入らないようにしなくてはいけません。

一般に企業は、1年たったら半分は廃業してしまていますし、10年たったら100のうち5しか残ってない。

 

ちなみに、金利だけしか返せない企業は50万事業所あるというデータがあります。
融資戦略ということだけ考えたら、個人事業でずっとやるより法人の方がずっと融資を受けやすいのは間違いありません。

 

話は変わりますが・・・

 

金利が3%だったら今の時代高いものです。

プロパー融資は銀行を違うところにして借り換えると金利が下がることが非常に多いです。

 

また、金融庁の検査項目が55項目変わってきました。担保と保証人がないと貸さない時代から「そんなことしてたら銀行はやっていけないよ!中身をちゃんと見て!」
と金融庁が通達してきているのです。

 

世の中の企業すべて、借りて返して、また借りて返して、という折り返し融資は当り前です。

永遠にそのスパイラルで回っている。そういう意味では融資=借入れ は永遠で「自転車操業」になっていますが、ほとんどの企業はそういう意味では自転車操業なのです。

 

決算書は皆税理士がまとめてますが、税務署に向けて作っていることがほとんどです。

でも、金融機関・銀行からの融資に備えて常日頃良い顔が出来るよう㋤まとめ方を決算申告書ですべきです。

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